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修了証書をもらった日

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半年間、1度も休まずに通い続けた、某大学での銅版画講座の全22回の講座が本日終了。仕事の合間をぬって、ほぼ毎週1回大学に通い、3時間の銅版画についての授業を受けた。工房での作業中、いろいろな薬品や松やになど、普段使い慣れないものを使ったり、その独特の匂いに包まれたりすることは、日常の家事や仕事から離れて作品制作に没頭できる、私にとっては貴重な時間だった。

とはいっても、半年という短い期間に、駆け足のように一通りの銅版画の技法などを習っただけでは、当然まだまだ自分の思う通りには作品が創れるわけではない。講座が終了したら、そのまま銅版画から離れてしまう人もいると聞くけれど、時間の許す限り続けていけたらと思う。

講座の終了時に、教授から修了証書を頂く。きちんと賞状のようになっているその証書を、感慨深く眺める。その後教授を囲んで、懇親会。年齢も職業も様々な方たちと、銅版画のこと、美術のこと、それ以外のことなど、楽しく話す。あっという間に3時間あまりがすぎた。

帰り、雨が上がっていたので、家までの道を歩くことにする。多摩川のサイクリングロードにそって、ひたすら歩を進めた。これから描きたいもののこと、少し早いが来年の目標などを考えていたら、いつの間にか家の前までたどり着く。短い時間だったと思っていたが、時計を見ると50分は歩いていた。そういえば、実家の母も歩くことが好きだった。こんな所も似ているのだと思い出す。

by blossoms_0606 | 2006-12-12 22:58 | イラストレー ション/アート

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