ちりとてちん

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去年の10月から、毎朝楽しみにしていたNHKの朝の連続小説ドラマ「ちりとてちん」があと少しで終わってしまう。このドラマは、本当に良く出来た脚本だなあと毎回感心させられ、今まで見た連続小説の中で群を抜いて一番に好きな話だった。最初は、関西が舞台で主人公は大阪で落語家を目指すというストーリーだと聞いていたので、落語がモチーフとは面白そうだなあと見始めたのだが、週を追うごとに話にどんどんと引き込まれていき、毎朝、このドラマを見るのが何よりの楽しみになっていた。最終回を間近に控えた今は、毎朝起きるたびに、寂しさが募るばかりである。

最終週は、これは連続テレビ小説に良くあることだとは思うが、主人公の女の子が妊娠する。といっても、最後に想い人と結ばれる結末を持って来て、最後の最後で妊娠、という流れではなく、話の中で結婚はもう10年ほど前にしているのだ。女流落語家としてキャリアを積んでこれから更に、というところで妊娠が発覚。もちろん嬉しいけれど、仕事のことを考えると少し消沈する気持ちも、というのがここ最近の話。

ちょうど主人公が妊娠したのが話の上では32歳。私とちょうど同い年で、自分もちょうど子供を産んだばかりというのもあり、今まで以上に気持ちが入って見てしまう。そドラマの中で、妊娠初期の主人公を心配して母親がやって来て、主人公に筑前煮を作るシーンがあった。それはちょうど、ついこの間私の母が、私の一人での子育てを心配してやってきて、我が家の台所で筑前煮を作ってくれたこととぴたりと重なり、思わず目頭が熱くなった。それ以外でも、この話での和久井映見さん演ずるお母さんの演技は、我が子を思う気持ちがとても温かく、何度も涙させられた。そして、他の俳優さんたちも、とても味があって良かった。話の中の登場人物に、嫌な人、悪い人が一人も出てこない。いざこざはあっても、それが伏線となって最後には必ず温かい気持ちにさせてくれる。

あと数回で終わってしまうこのお話。これからどんな展開を見せてくれるのか楽しみでならない。そして終わってしばらくは放心状態になってしまいそう。5月に出るDVDボックスを予約してしまいそうな勢い。そういえば、私が好きになる連続テレビ小説は、関西が舞台のときの方が多い。やはり関西弁が耳に心地よいのだろうなと思う。
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by blossoms_0606 | 2008-03-25 22:13 | 日常

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