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京都旅行のこと

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もう今年も終わってしまいそうだけれど、今月のあたまに出掛けた京都旅行のことは、とても良い思い出として刻まれた出来事だったので、記しておく。

私よりも9つ年上の従姉に赤ちゃんが産まれたという報告を受けたのは、10月の終わり頃。2年前に従姉の結婚式に行った時は、私のお腹に赤ちゃんがいた。その子はもう1歳10ヶ月になりぐんぐん成長し、そして今度はまた新しい命に会えるかと思うと、なんだかとても感慨深かった。

そして今回、その赤ちゃんに会いに行く為に、私と母、そして娘の女3人で旅行に出かけた。母とこのように女同士で旅行をすることは、娘がいないときもなかったことで、なんだか少し嬉しいのだった。そしてその2年前の従姉の結婚式以来会っていない従姉や伯母に会えるのもとても楽しみだった。

私には連絡をとっている従兄姉が3人いる。そしてそのそれぞれに家族があって、私はその皆をとても大切に思っている。年は私と10ほども離れているのだけど、私は長女で上に兄姉がいない分、昔からとても優しいその3人を自分の本当の兄や姉のように思って来た。それでも、小学生、中学生の頃の10の年の差というのは大きいもので、当たり前だがその頃には私は彼らにとって話し相手にもならなかった。大学の頃も、その頃既に社会人として何年も働いている彼らとは、まだまだ話が出来なかったと思う。それでも私もやっと人の親になった今、ようやく従兄姉と少し距離が縮まって話が出来るようになったかなと思ったら少し嬉しくなった。

小さい頃、まだ1歳にもならない私が、従兄姉に抱かれている写真がある。今回、初めて娘を彼らにお披露目したのだが、従兄姉の一人が開口一番「(私の)小さい頃にそっくりだね!」と言ってくれ、その言葉が写真の風景を思い出させてなんだか嬉しくなった。そしてあの写真からもう30年以上たって、今度は従兄姉が私の娘を抱っこしてくれている。それがとても感慨深くじんとしてしまった。

私達のために一日時間をとってくれた従兄と、大原まで紅葉を見に出掛けたり、母と伯母が仲良く話しながら歩く姿が見られたり、私の要望で恵文社に寄ってもらったり、その後は待望の従姉の赤ちゃんを見に行ったり、夜はまたもう一人の従兄家族と夕飯を囲んだりと本当に盛りだくさんで、今までの京都旅行で一番印象に残ったのではないかと思うくらいの充実した一日だった。

by blossoms_0606 | 2009-12-30 00:45 | 日常

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