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こういう日に限って

展示前最後の一日。
さすがに危機を感じて、朝4時半に目が覚める。
ちょっと眠かったけれど、そのまま起きて絵を描く。やっぱり朝ははかどるようで、2時間くらいの間に、大きな絵の大部分が仕上がった。

今日は一日、家にこもって最後の仕上げや、残っている作業をしようと思っていたが、そういう日に限って、打ち合わせが入る。それでも先方は、明日から展示があることをかなり気にしてくれているようで、わざわざこちらの最寄り駅まで来ていただく。その気遣いは嬉しい。

打ち合わせに行こうと思って、自転車を出そうとすると、なんとどしゃぶりの雨。本当にタイミングが悪い。仕方なく電車で。こういう日もある。先方の方と実際に会って打ち合わせするのは久しぶり。年齢が近いこともあって、久しぶりに世間話で盛り上がっていたら、良い気分転換になった。

夜は当然眠れる訳がなく、そのまま朝まで絵を描くことに。あと何時間後には搬入しているのが信じられない。
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by blossoms_0606 | 2005-09-07 01:25 | イラストレー ション/アート

都会の葡萄

朝起きてアトリエへ。
展示を控えて、本当はアトリエへ行っている場合ではないのだけれど、友達と話したり、ひたすらデッサンをする時間は、私にとってやっぱり大切。

アトリエの庭に葡萄棚があって、そこの葡萄が収穫どき。前にも食べさせてもらったけれど、また食べてみた。前よりも少し甘みが増したような。不揃いで色もばらばらだけれどかわいらしい。まさかこんなコンクリートに囲まれた場所にある葡萄棚で、果実が収穫できるなんて。

今日のデッサンは裸体デッサン。この時間が一番すき。人の身体って良い線がいくつもある。モデルさんのまわりを一周して、できるだけ面白い線を探す。服を着ていない分、ごまかしがきかないので、難しいけれど、出来上がったものは、裸体デッサン一番愛着がある。

夜、一緒に展示をする帽子デザイナーの子と、最終の打ちあわせ。良い展示になりそうな予感。それにしても、一度に二つの展示をするとは、我ながら良く決心したと思う。自分で決めたこと。どちらの展示も全力を尽くしたい。
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by blossoms_0606 | 2005-09-06 01:12 | イラストレー ション/アート

梨の記憶

この辺りに、梨園が多いということを知ったのは、わりと最近のこと。
「多摩川梨」という品種もあるらしい。ちょっと離れたところには、「稲城」という梨もあるらしい。

実家の近くにも梨園があって、この季節になると、家族でその梨園へ、お中元の梨を選びにいっていた。小学生だった私と弟は、梨園のおばさんが、次から次へと美味しい梨を、惜しげもなくむいて食べさせてくれるのを、まるで夢のように思って喜んでいた。
この季節、梨を食べると、あの頃のことを思い出す。
梨の甘さも。瑞々しさも。梨園の土の匂いも。時々カブトムシがいたことも。

近くの梨園に、自転車をこいでいってみた。
小さなプレハブの小屋に、沢山の梨が置いてあって、子供の頃と同じように、おばさんが包丁で次々にむいてくれた。
「これは二十世紀。これは豊水。これは長十郎。知ってる?」
初めて食べた長十郎は、酸味があって歯ごたえのある梨だった。千葉県の市原出身の梨らしい。

記憶って、いったいどういう仕組みで、覚えているもの、忘れていくものと区別されているのだろう。梨の記憶は、その中でも特にくっきり残っているものの一つ。
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by blossoms_0606 | 2005-09-05 01:03 | 日常

とにかく描く

展示前最後の日曜日。
とにかくひたすら描く。途中、作品のイメージがぶわーっとわいて、それが消えない内に一気に描いてみる。なんだか上手く行ったよう。最近気に入っている描き方。

家族がベランダで観葉植物の植え替えをしていた。育ってしまって今の鉢では窮屈そうだったスパティフィラムは、4つに株分けされる。みんな育つといいな。窓の外はのんびりとした風景。

途中、気分転換に近くにできた大型スーパーに行ってみる。オープンセールでいろいろなものが安く、なんだかわくわくする。普段あまり買わないものを買ってみて、夕飯は鉄板焼き。野球を見ながらビールも少し。日曜日の家族の食卓という感じがする。阪神は今日も勝ちました。おかげで機嫌が良い。
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by blossoms_0606 | 2005-09-04 00:54

焦るばかり

展示前最後の打ち合わせ。
参加者は少なかったけれど、最終チェックをしたり、当日に必要なものを世界堂で買い出したりする。これでだいたい準備はすんだ。あとは、作品制作に最後の全力を注がないと。

セツの授業。ファッションイラストの合評会。
いつも個性的で素敵なイラストを描く男の子が、ファッションイラストそのままのミニチュア人形を作ってきていて、驚かされる。見た目は今時のおしゃれなかわいい男の子、という感じなのに、その子が、部屋でこれを作ったかと思うと、なんだかほほが緩む。スカートのフリルやハイヒールまでちゃんと表現していて、とにかくすごい仕事だった。実物を見せられないのがもどかしい。
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by blossoms_0606 | 2005-09-03 00:47 | 日常

バランス

絵のこと行き詰まっているときは、だいたい、絵をいったんあきらめて、他のことを思い切りやったほうが、その後がはかどる。

展示の準備、いろいろやらなくてはいけないことがあって、気持ちばかりが焦るので、とりあえず、気持ちに一呼吸置くために、久しぶりに丁寧に料理をした。南瓜をうす味で炊いたり、ごぼうとにんじんのきんぴらを作ったり、野菜たっぷりのほうとう汁を作ったり。最近買った、業務用の千切りピーラーは、面白いほどごぼうの千切りが細く切れて、いつも、フライパンいっぱいのきんぴらを一度に作ってしまう。それで一週間はきんぴらを食べる。母のきんぴらがとても美味しくて、いつになったらその味に近づけるのだろう、と思っていたのだけれど、最近、その味にだいぶ近づけた気がして嬉しい。

掃除とか料理とか、ちょっとほったらかしになっていた家のことを、少し時間をとってやってみると、俄然、その後の作業効率が違ってくる。絵を描かないと…という気持ちばかりで焦っているときは、たいてい、他のことも上手くいかない。何事もバランスだ。
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by blossoms_0606 | 2005-09-02 21:00 | 日常

小学生のときから変わってない

今日から、通っているアトリエが始まった。

7月の下旬から8月いっぱい、ちょうど普通の学生と同じだけ休みがあったのだから、絵を描く時間なんて、沢山あったはずなのに、現実はそうはいかず、やっぱり前日徹夜で描き上げる、ということを、また今回もしてしまった。8月31日に学校の宿題をすませる、ということを、この歳までやっているとは、全く想像しなかった…。

でも、やっぱり、筆がのっている、という時はあって、徹夜で描き上げるなんてよくない、とわかっていても、やっぱり夜に集中して描くと、なんだか勢いがでて、沢山かけたりする。今回の夏休みの課題、展示もあるし、ちょうど下旬に仕事が忙しくなってしまって、半ばあきらめていた。まあ、今は研究生だし、出さなくてもいいかな、なんて甘えも。でも、去年も同じように仕事が忙しくて、それを理由に出さなかったら、みんな沢山描いてきていて、かなり自己嫌悪に陥ったことを、昨日のように覚えているので、なんとしても今回は描こうと。

そんなわけで、徹夜して3枚、日中に描いたのもあわせて4枚をもって、徹夜明けのままアトリエへ行った。タイプの違う絵を2枚ずつ描いてみたところ、一番気に入った絵が評価されたことは嬉しかった。そして、それとは違う絵を気に入ってくれた人がいたことも。やっぱり、合評出してよかった。展示前に、客観的に見てもらえる機会があるのは良いことだった。

家に帰って仮眠をとり、夜は阪神戦をラジオで聞きながら、久しぶりにきちんと料理をした。最近、私のストレス解消法は、野球観戦かもしれない、と思ってきた。野球を見るのは本当に楽しい。今日は阪神の快勝。首位はまだまだ渡しません、というチーム一丸の姿勢が見られた、前夜のもやもやを消すような素晴らしい試合だった。
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by blossoms_0606 | 2005-09-01 14:39 | イラストレー ション/アート