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緑の中での制作

友人に誘われて、神奈川県の端っこ、F市にある工房にでかける。天気予報によると、とてもいい天気だということで、張り切って早起きして朝からパンを焼く。ライ麦50%の、くるみとレーズンのパン。それからゴマのパン。一緒に参加する友人3人の分も持って行くことにする。前日に作ったひよこ豆のペーストと一緒に。早くもお昼が楽しみになる。

私は今回初参加だったこともあって、T駅で、京王線からJRに乗り換えるのに、乗り換えにもたついてしまった。あやうく乗り遅れそうになるところを、先に着いていた友人3人が手招きして迎えてくれた。T駅からF駅まで向かう電車に乗って、ようやくほっとする。

T駅からF駅まで移動する電車内の窓からは、鬱蒼とした緑の森が左右に見え始め、ちょっとした旅行に来ているような気分になり、わくわくしてくる。F駅から工房までは更に路線バスに乗る。車内でお菓子を売っているようなほのぼのしたバスが、大きな橋を越えると、周りは森しか見えなくなる。ちょうど新緑の季節ということで、本当に目にまぶしいくらいの緑。贅沢な景色をしばし堪能する。

工房について、友人の案内で製作所へ。どんな先生が指導してくれるのかと楽しみにしていたが、なんと私と同い年の男性。そして外見も内面も非常にユニークな方で、あっという間に親近感でいっぱいになる。しかも、なんと私の高校時代の親しい友人と小学校時代の同級生だという。出身県が同じということで、何となく話してみたところわかったのだが、こんな偶然があるとは。世間は広いようで狭いのだということを、こういうときにしみじみと感じる。

作業の合間に、昼食をとる。緑いっぱいのクローバーの上で、4人それぞれがお弁当を広げて、お裾分けしつつ食べる。作って行ったパンと豆のペーストが、非常に好評で嬉しいばかり。外で食べる食事はどうしてこんなにも美味しいのだろう。おにぎり一つでも、体にしみ込んでいるなあ、としみじみと感じる。

工房での制作は、想像していた以上に、楽しくて楽しくて仕方がなかった。夕方5時には作業を終えなくてはいけなかったのだが、私は最後の最後まで手を動かしていて、片付けをしている先生がたに迷惑をかけてしまったかもしれない。それほどまでに楽しかった。

帰りは少し足を伸ばして、友人おすすめの八王子の蕎麦屋で夕飯。古民家風の外見のお店は、店内も高い天井に古い大きな梁が通っていたり、年月を経た建物をそのまま移築したような内装で、素敵だった。蕎麦は、やや上品な量ではあるが、こしがあって美味しかった。蕎麦を食べつつこの日の制作の感想や、たわいもない話に花をさかす。久しぶりにお腹が痛くなるほど笑った。

帰りの電車では、気を抜くとすぐ熟睡してしまいそうに疲れていたが、非常に心地よい疲れ。家にかえって入ったお風呂の気持ちよかったこと。
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by blossoms_0606 | 2006-05-22 23:24 | イラストレー ション/アート