<   2007年 04月 ( 31 )   > この月の画像一覧

一段落して

a0021649_18553995.jpg
(【廃工場】 size 1030×525mm アクリル絵の具/水彩紙   2007 mutsuko nagatani )

セツ展の搬出が終わって、賞を頂いた絵を、久しぶりに自分の部屋で見てみた。いつもは日がたって見ると、あまり良くないかも、と思うことの方が多いのだが、この絵はそうではなかった。久しぶりに、時間がたってから見ても好きだと思う絵が描けたことが嬉しかった。

やっと時間的にも気持的にも、一段落できた。そしてこの日は、みなづき珈琲が日頃お世話になっている、珈琲サイフォン株式会社による珈琲塾で集まった仲間達が、我が家を訪れた。そして私は、久しぶりに大量のパンを焼いた。

普段、我が家をそんなに大人数が訪れることはないのだが、この日はたまたま近くにきていた友人から連絡があったり、友人が友人を誘ったりして、久しぶりに大勢の人で賑やかになる。そして私は、その人数に間に合うように大量のパンを焼く。朝から発酵、成形、焼成、の繰り返しで、結局朝から4便も焼いたのだ。4便でこれだけ大変なのだから、パン屋さんは本当にすごいのだ。焼きたてのパンを「美味しい、美味しい」といって次々に食べてくれる様は、本当に気持ちがよい。大学生の頃、パン屋で販売のアルバイトをしていたときに、「お客様にはできるだけ焼きたてのものをすすめて下さい」と、毎日のように言われていたことを思い出す。やっぱりパンは焼きたてに限るのだ。

人とのつながりは面白い。手と手をつないでいくように、本当に一人づつ、つながっていくのだ。
[PR]

by blossoms_0606 | 2007-04-30 18:44 | イラストレー ション/アート

晴れた日曜に着物

a0021649_18535614.jpg

セツ展最終日。この日は授賞式があったので、久しぶりに着物を着ていく事にした。しばらく着ていなかったので、きちんと着れるのかと不安もあったが、もうさすがに慣れたようで、あまりてこずることなくスムーズに着ることができた。この日は花柄の大島紬に、沖縄の裂織の半幅の帯を合わせてみた。私は、着物の着付けをきちんと習った事はないので、どんな着物にどんな帯をあわせるのが適当かなどという知識はない。だから、きちんと着物のことを知っている方からみたら、おかしな組み合わせと思われるかもしれないなあと思いつつ、自分が好きならばそれで良いか、と甘んじてみたりもする。

最終日の晴れた日曜ということもあって、セツ内はたくさんの人であふれていた。久しぶりの卒業してしまった友人を見つけ、会話をしたりして夕方まで過ごす。

夕方より授賞式。受賞式はいつも客観的に見ているだけだったのだが、今年はそこに自分がいる事が不思議だった。職員の方より賞状と目録を頂く。「月光荘賞」の目録は、銀座にある月光荘の画室にて、一週間個展をさせて頂けるという、なんとも素敵なものだった。嬉しいと同時に、少々のプレッシャーもかかる。一人で展示なんてできるのだろうか。

一週間の展示が終わった。このセツ展を終えて、毎年やっと大きな一仕事が終わった気がするのだ。
[PR]

by blossoms_0606 | 2007-04-29 18:15 | イラストレー ション/アート

大雨の中

a0021649_18145854.jpg

母親から電話があり、「土曜日に学校に絵を見に行くからね」と言われ、セツで待ち合わせすることにする。セツ展に入選するのは3回目になるが、その度に、両親が揃って見に来てくれている。セツに入った当初は、「絵の学校に行く事にした」と告げると、今になってどうして?と首を傾げた両親だったが、ここ最近は、私が絵を描きたいということを理解してくれていて、その事がとても嬉しい。

私がセツに着いたとき両親は既に着いており、ちょうど絵を一通り見たところだという。ちょうど同じタイミングで見に来てくれていた友人も紹介しながら、学校を少し案内する。その後、友人とは別れ、父の車で新宿に向かう。その途中、急に空が夕方のように真っ暗になり、どしゃぶりの雨が降りだした。この春は、やたらとにわか雨が多い気がする。

父は登山に持って行くためのデジタルカメラを欲しがっており、一緒に量販店を見る。店頭に沢山でているカメラについて店員さんにいろいろと質問している父は、とても楽しそうだった。パソコンもVISTA搭載のものを新調したらしく、カメラを買って新しいプリンタで現像できたら登山ももっと楽しくなるだろうという話を娘の私も楽しく聞く。

両親と分かれた後、またセツに戻りちょうど雨がやんだタイミングで来てくれた友人と合流。知り合ってまだ一ヶ月も経っていない彼女とは、絵、野球好き、阪神ファン、出身地、年齢など、共通することがあまりにも多くて驚く。

セツ展終了まで残り1日。あっという間の一週間だったと思いながら夜の新宿の街を歩いた。
[PR]

by blossoms_0606 | 2007-04-28 17:40 | 日常

早く大きくなあれ

a0021649_17395816.jpg

午後より友人が3人我が家を訪れる。そのうち一人のお腹の中には、ちびちゃんが宿っている。今年の頭くらいに、その小さな命の存在を知らされてから、日に日に大きくなっていく彼女のお腹を見ると自然と笑顔になってしまう。そして必ず、お腹にさわらせてもらうことにしている。

予定日が7月だという彼女のお腹。もうだいぶ大きくなってきた。そして時々、僕はここにいるよ、と言わんばかりにお腹にあてた私の手に合図する。生きているんだなあ、と、当たり前のことながら、なんだか胸がじんとする。

お腹を冷やさないように、この日は根菜のメニューばかりつくった。かぶと豆乳のポタージュ。人参のマリネサラダ。揚げ蓮根の甘酢和え。牛蒡の巣揚げ。そして、プチパンをたくさん焼いた。美味しい美味しいと言って食べてくれる人がいるのは嬉しいこと。お腹のちびちゃんにも栄養が届くといいなと願って。友人が作って来てくれたマクロビオティックスイーツのスコーンも美味しく頂く。

ちびちゃんのお母さんになる彼女から、袋にいっぱいのエンドウ豆をもらった。畑で今、育ち盛りなのを収穫して来たばかりだという。大きなお腹で一生懸命収穫してくれたことを思い、嬉しくなる。しばらくは、食卓に緑が尽きることがなさそうだ。
[PR]

by blossoms_0606 | 2007-04-27 17:38 | 日常

小さなお客様

a0021649_17133831.jpg

セツ展も折り返し地点。この日は、この間知り合ったばかりの小さな友達が、お母様と一緒にセツに遊びに来てくれた。

今年の春から小学校の2年生になった少年くん。この日は学校帰りの制服にランドセル姿で、「格好いいね!」というと、照れたように笑う。セツに着いて一つ一つの絵を見ながら、「おかあさん、これななに?」「あ、これは人の体だー。」「この絵が僕は好き!」などと、コメントしてくれる少年くんの後ろをついて歩く。時には、私が見ていたときには全く気付かなかった視点で、それぞれの感想を伝えてくれる少年くんの意見は興味深かった。

さすがに一度に100点近い絵を見た少年くんは疲れたようで、セツの中庭にてしばし休憩タイム。ここ一ヶ月ほどで、3回も私の絵を見に来てくれた少年くんに、ありがとうの気持ちをこめて、長新太さんの「なんじゃもんじゃ博士」をプレゼント。その場で包みを開いて最初の数ページを読んだ少年くんは、「マンガなら僕にも描けるかも!」といって、愛用の月光荘スケッチブックに4コマ漫画を描き出した。出来上がったそれは、とても上手でユーモアが聞いていて感心する。思わず周りの友人も呼び集めてしまったほど。

忙しい中わざわざ足を運んでくれた2人のお客様にお礼を告げて別れる。そしてその足で、銀座へ。2日前に見た永井一正さんの展示、終わる前にもう一度見たいと思い再びギャラリーへ。閉廊まで堪能した後、図録を買って帰る。展示会場で見た原画にはなかなかかなわない図録が多い中、一つ一つの作品も大きく、永井さんの言葉が沢山載せられているこの図録は、デザインも素晴らしく、非常に見応えがあって、久しぶりに良い買い物をしたとほくほく顔で帰る。
[PR]

by blossoms_0606 | 2007-04-26 16:36 | 日常

【月光荘賞】を頂きました

a0021649_033341.jpg

今週月曜日から始まったセツ展。入選作品の中から、入賞者が選ばれるのですが、今回、私の作品を、「月光荘賞」に選んで頂きました。

セツ展では、セツ・アート大賞、優秀賞、佳作の各賞の他に、ホルベイン賞、ターナー賞、吉祥賞、など、協賛の画材会社さんから賞を頂けることになっており、その中の一つに、月光荘賞があります。セツ展に出すのはもう4回目になるのですが、4回目で初めて月光荘賞を頂くことができ、とても嬉しく思っております。

セツ展は、今週日曜日まで、セツ・モードセミナーにて開催中です。
お時間のある方は、見にきて頂けると嬉しいです。

【2007 セツ展】
2007年4月23日(月)〜4月29日(日)
12:00〜19:00(会期中無休・入場無料)

会場:セツ・モードセミナー全館
(地図)http://www.setsu-mode.com/setsumap.html
地下鉄の場合
●都営新宿線(曙橋駅)下車、A1出口徒歩2分
●丸の内線(四谷三丁目駅)下車、出口2徒歩7分

セツ・モードセミナー
■所在地 〒160-0006 東京都新宿区舟町15
■電話 03-3357-3687
[PR]

by blossoms_0606 | 2007-04-25 00:14 | イラストレー ション/アート

生命のうた

a0021649_16344372.jpg

昼間、セツ展を見に来てくれた友人と待ち合わせ。一通り一緒に見て回る。今年は去年よりも抽象作品が多いのではという印象。毎年この時期、こうやって少しずつ友人にセツを案内している。普段「絵の学校に行っている」と言っているので、専門学校のようなものを想像して来た人は、あまりにも学校ぽくないセツの校内を見て驚く。

その後、銀座へ。クリエイションギャラリーG8にて、「生命のうた 永井一正展」を見る。永井さんが銅版画をしていることを初めて知った。そして、たった4年前からはじめられたというのに、その作品数とクオリティに驚く。4年で60点。もちろん、作ったもの全てを展示しているわけではないだろうから、いったい永井さんは4年でいくつの作品を創り上げられたのだろうと、あまりに完成度の高い作品を、ただただ目を丸くして見つめていた。

夜、人と待ち合わせて沖縄料理。待ち合わせの前に銀行のATMで出金し、自動ドアを出る際になんとドアに衝突する。いたたと額を押さえて顔を上げると、ちょうど待ち合わせの人が向こうから歩いてくるところだった。よりによってこんな場面を見られるとは。
[PR]

by blossoms_0606 | 2007-04-24 16:12 | 日常

セツ展のお知らせ

a0021649_1440556.jpg

再び、展示のお知らせです。

本日より一週間、私が通っているセツ・モードセミナーにて、
「セツ展」が開催されます。

以下公式HPより
***************************************************************************
【2007 セツ展】

2007年4月23日(月)〜4月29日(日)
12:00〜19:00(会期中無休・入場無料)

セツでは毎春、この時期に、学校あげての展覧会を開催しています。
今年も「自由さ+上品さ」をコンセプトに、
在校生の素敵なタブローとファッションイラストレーションおよそ150点を展示します。
また、先生や長沢節(創設者・故人)の作品もご覧いただけます。

会場:セツ・モードセミナー全館
(地図)http://www.setsu-mode.com/setsumap.html
地下鉄の場合
●都営新宿線(曙橋駅)下車、A1出口徒歩2分
●丸の内線(四谷三丁目駅)下車、出口2徒歩7分

セツ・モードセミナー
■所在地 〒160-0006 東京都新宿区舟町15
■電話 03-3357-3687

***************************************************************************

セツ展は、学内コンペ形式で選ばれた作品が並ぶのですが、
今年も、なんとか入選することができました。
B1サイズの作品1点を飾って頂けることになりました。

お時間のある方は、ぜひお越しください。
セツの小さな中庭は、今、花盛りです。
私は、最終日の日曜はほぼ終日セツにおります。
[PR]

by blossoms_0606 | 2007-04-23 14:15 | イラストレー ション/アート

久しぶりのラン

a0021649_20414655.jpg

ここのところ雨続きで、しばらく走っていなかったため、多摩川にて久しぶりのラン。久しぶりで息が上がるのではないかと思われたが、以外とスムーズにいつものコースを走りきる。最近は日が長くなったので、夕方に走っても空がまだあかるく、運が良いととても綺麗な夕焼けが見えたりもする。

先日の登山から帰る途中、二子玉川の駅前はひどい渋滞だった。あまりに車が動かないので、車の中から写真など撮ってみた。駅前の高島屋は、夕方になると電飾が綺麗に灯って、まるでディズニーランドのパレードみたいだと、撮った写真を見ながら思った。そして空の青さにも驚く。肉眼で見ていたときよりも、ずっとずっと青いのだ。レンズを通して見る空の不思議。
[PR]

by blossoms_0606 | 2007-04-22 20:40

4月に雪山へ

a0021649_19555243.jpg

千葉に住む両親から誘われて、今年初の登山に出かける。

母がまず一昨年に登山を初めた。そして、私は去年の春、友達に誘われて山に登るようになった。そして、母からの誘いで、ほどなく父も母に同行するようになり、気がつけば、親子で登山にはまっていった去年。

去年はお互いのスケジュールがなかなか会わなかったり、天候に恵まれなかったりして、一緒に山に登ったのはたったの一回だった。今年はもう少し沢山、父母と一緒に山に登りたいと思ってた矢先の誘いに快く返事を返す。

今回の山は、山梨県の大菩薩嶺。聞くと、最高標高は2,050mあるという。登り始めは1,500mくらいの地点からだが、標高差は500くらいある。しかも、数日前からちょうど寒さがぶりかえし、予想もしなかった雪が積もっていたのだ。当然雪山の装備ではないので、足取りがあぶなっかしく、普通にかかる時間の倍くらいかかりながら、ゆっくりと足を進めた。トレッキングステッキがこんなに役にたったのは初めてのこと。

途中で富士山が綺麗に見られるスポットにて写真撮影したり、熊の爪痕をみて縮み上がったり、鹿がはいだ木の皮のあとを見て驚いたりしながら、雪道の中を歩いて行く。4月の山で、まさかこんなに雪が見られるとは思わず、足下に注意しながら、雪景色を思う存分堪能する。スキーには行けなかったが、こんなところで雪山体験できるとは。

お昼すぎに、頂上の大菩薩嶺に到着。携帯コンロにてお湯をわかし、カップラーメンなど食べる。こんなにおいしいカップラーメンは久しぶり。そして母の握ったおにぎりは相変わらず何よりも美味しい。周囲の人が山で何を食べているのかも気になって、きょろきょろとしてしまう。

下りはのぼりよりも更に足下が危険だった。転ばないように細心の注意をもって、そろそろと斜面を降りる。「ステッキが2本あったらいいのに…」とつぶやくと、父は自分のステッキを貸してくれた。そして、ステッキなしですたすたと山を下りて行く。月並みな言い方だが、父の背中が大きく見えた。

約5時間かけて下山。雪山登山は初めての経験だったが、めったに見られない景色が見られて、とても満足。そしてこの歳になって両親とこのような休日の楽しみ方をできるのは良いことだなあと改めて思う。
[PR]

by blossoms_0606 | 2007-04-21 19:51