人気ブログランキング |

少年くんとの再会

a0021649_2204018.jpg

この間友達になった少年くんに、また再会することができた。

先日銅版画展をさせてもらっていたカフェギャラリーにて、今度はマトリョーシカの展示があるということで、マトリョーシカが好きな少年くんとお母さまに混ぜてもらって、一緒に見に行く約束をさせてもらったのだ。

カフェのある駅の改札を抜けて、ふと前を見ると、少年くんの姿が。「こんにちは」と名前を呼んで声をかけると、「あ!こんにちは!」と、すぐにかわいらしい笑顔で挨拶。覚えていてくれたのだなあ、と嬉しくなる。少し離れたところにいたお母さまにも挨拶をして3人でカフェに向かう。道すがら、その日はプールで水泳の練習をしてきたという少年くんと、息継ぎがどんなに難しいかという話で、意気投合する。

その後、カフェに着いてからは、少年くんが好きな電車の話をたくさん聞く。電車好きにも派閥があり、少年くんが好きなのは東急線であって、西武線や、JR線派の友達とは、全く話が通じなくて困るよ、といった話。路線図を見るのが好きで、ずっと眺めていたり、駅の名前を延々と書き続ける、という話。東急の電車のイベントに遊びにいってすごく楽しかった話、などをとても楽しく聞く。「私も路線図が好きだよ。どうやって効率よく乗り換えるか考えるの。」という私に、「じゃあ僕と全く逆だ!僕はね、どうやって乗り換えを多くして、少しでもたくさんの電車に乗る事を考えるの」と、目をきらきらさせて話す少年くん。

カフェで食べたホットケーキがとっても美味しくて、目をまんまるにして、おもわず背筋がひゅうっと伸びてしまった少年くん。気に入ったマトリョーシカを自分のスケッチブックにスケッチする少年くん。思いついた空想の便利な道具を、色鉛筆や鉛筆を使って、上手にスケッチブックに描く少年くん。あまりに素敵な絵を描くので、私の月光荘のスケッチブックにも、マトリョーシカを描いてもらった。

この小さな友達は、いったいどれだけ私を笑顔にさせてくれるのだろうと思う。次から次へと少年くんの口から出てくる言葉を聞いたり、スケッチブックに書かれる絵を見ていると、本当に楽しくて仕方なかった。

帰りは3人一緒に、渋谷駅までバスで帰る。途中、NHKのそばのバス停にて、少年くんがいつも見ている「土よう塾」の塾長がバスに乗ってきた。「僕、バスを降りたら挨拶してもいいかなあ」と言う少年くんと、バスを降りて一緒に塾長を追いかけた。信号手前でおいついて、無事塾長に、元気な挨拶ができた少年くんは、その日一番楽しそうな顔で笑っていた。「僕、ほんとうはとても緊張してたんだよ」と言いながら、にこにこ、にこにこと、笑っていたのだ。

(今日の画像は、少年くんによるマトリョーシカ。お母様に掲載の許可を頂きました。)

by blossoms_0606 | 2007-03-30 21:27 | 日常

<< 朝のほっとする15分 カエルのこと >>