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久しぶりにパンを焼く

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冬の間は、パン作りからなんだか遠ざかってしまっていた。気温が低くてあまり発酵に向いていないということもあるけれど、娘の離乳食が一日三食になり、毎日の離乳食作りや一緒に遊んだりの時間で、一日があっという間に過ぎてしまい、なんだかゆっくりとパンを捏ねたり発酵を待ったりする余裕がなかったような気がする。

最近は娘の生活のリズムが整って来ており、食事の時間、昼寝の時間、夜寝る時間がだいたい決まってきたことで、少し余裕がでてきた。だんだんと春が近づいて気温が暖かい日も増えて来たことも重なって、久しぶりにパンのレシピ本などを読んでいろいろとイメージを膨らませるのが楽しくなってきた。

そして久しぶりに焼いたのは、いつものシンプルなパンではなく、牛乳、バターなどを使った少しリッチな配合のパン。久しぶりの生地を捏ねる感覚はなんだか手に楽しい。捏ね上がりもいつもよりしっとりとしたつやのある生地に。

せっかくなので、少し変わったパンに挑戦してみた。プレーンな生地を半分に分けて、半分は抹茶パウダーを練り込む。そしてプレーンな生地と重ね、あいだに大納言甘納豆を挟み込んで、何回か折り畳んで伸ばすを繰り返し、二色の層が出来るようにする。そのまま三本の棒状に切り分けて、切り口を上に向けて三つ編みのように編み込んで型に入れる。型はいつも使っているパウンドケーキの型がぴったりだったのでそれを使うことに。

そして焼き上がりはというと、切り口の断面がマーブルになった可愛らしいパンが出来て、我ながら満足の仕上がりに。いつものように分割して丸めて成型の手間が省けて、いつもよりも簡単にできた気がする。焼きたてをほおばると少し甘みのある生地と抹茶のほろ苦さにあずきの甘さが思いの外美味しく、思わず二切れ目に手が伸びそうなところを、続きは次の日の朝食に…と楽しみを翌日に持ち越した。美味しいパンが朝ご飯にあるときは、起きるのが楽しみで、いつもより少しだけ早起きになる。

by blossoms_0606 | 2009-03-06 00:57 | 日常

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